臼井昭仁
神宮司庁は4日、正月三が日と、2022年1年間の伊勢神宮(三重県伊勢市)への参拝者数(外宮と内宮の計)を発表した。ともにコロナ禍前の水準へ回復しつつあることが分かった。
三が日は37万5379人で元日は17万3652人だった。行動自粛の強い呼びかけがなかったこともあり、22年より4万3130人増えた。21年は17万525人で、元号が昭和から平成に変わった1989年以降で最も少なかった。一方、コロナ禍前、20年の正月三が日は56万320人だった。
22年の年間参拝者数は前年21年1年間より220万9966人も増えて、603万7417人となった。
21年は382万7451人で、コロナ禍の影響で、周辺の駐車場が閉鎖されるなどしたため、平成以降最少、1952(昭和27)年以来の300万人台にとどまった。同庁広報室の担当者は「今年は、全国の神社関係者や団体客が回復すれば例年なみに戻るのではないか」と話している。19年以前は毎年800万~900万人の参拝者がいた。(臼井昭仁)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル